3.おすすめアーティスト・作品(投稿による)
「ショア」(映画) 「ショア」はドキュメンタリー映画です。ナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺、ホロコーストの生き残りをインタビューした映画です。10時間近くあります。ほぼ未編修で、つっかかっても、言葉が出てこなくても、そのままフィルムを回して…
「運命の力」ヴェルディ(オペラ) オペラの常ですが、非常にドロドロしています。「運命」に翻弄される恋人の数奇な人生を描きます。 主人公はアルヴァーロという没落貴族。彼は牢獄で生まれました。両親はもともと王家でしたが、侵略され、謀反を企て、捕…
「即興曲第三番」フォーレ(クラシックピアノ) トレーナーとのレッスンでのお話の中で、大学の頃にどの作曲家の曲を演奏したかという話になり、レッスンの後で大学時代に弾いた曲の楽譜をみて、弾いてみたのですが、記憶が戻って来ず、初見で弾く状態でした…
「流浪の月」凪良ゆう(本) 父と死別し、母に捨てられた10歳の女の子。伯母の家に引き取られ、自分の居場所をなくしていた時に、19歳の大学生に声をかけられ、家について行き、かけがえのない2ヶ月間を過ごす。しかし大学生は誘拐犯として逮捕され、2人は離…
「とわの庭」小川糸(本) 目の見えない少女が主人公。母と2人で家に閉じこもり暮らしていたが、ある日突然母が出て行ってしまう。その後何年か1人で暮らし、やがて保護される。 保護された後は周りの助けにより自立して生きていく。 保護されるまでの前半部…
「PERFECT DAYS」(映画) 役所広司がカンヌ映画祭で男優賞を取った映画です。東京の公園清掃員の主人公は安アパートに1人暮らし。一見負け組のような生活ですが、仕事は完璧に行い、生活のなかで無駄なことは一切しない。自分が必要だと思うことだけをし、…
「ばにらさま」山本文緒(本) 6つの短編小説が収録されています。どの物語も日常にありそうな風景が思いもよらない方向に進み、葛藤する登場人物について描かれています。なんかなぁ、と思いながらも自分なりに引き受けて生きていかなければならない、誰も…
「君たちはどう生きるか」吉野源三郎(本) 4、5年前に一度読んだのですが、最近ジブリの映画で話題になったので、また読んでみました。15歳のコペル君の日常生活の中での出来事や悩みに対して叔父さんが答えをノートに記す、という形で物語は進みます。叔父…
「ありのままに、自分らしく生きる岡本太郎の言葉80」桑原晃弥(本) 背中を押してくれる本。1フレーズごとに読みやすくなっているので、忙しい中でも少し時間ができたなと思った時に、パラパラと開いて気ままに読んでいます。 「冷めない紅茶」小川洋子(本…
「らんまん」(NHK朝ドラ) 植物学者牧野富太郎とその妻をモデルにしたドラマ。主人公はもちろん魅力的ですが、その周りの人々にも必ず見せ場があって、どんな人にもそれぞれの人生があり、社会の中で役目をはたしている、と感じられるところが素晴らしいで…
「介護のうしろからがんがきた」篠田節子(本) お母様の介護が大変な時、自身ががんになったのにとても明るい筆者に逆にこちらが励まされました。 「運び屋 円十郎」三本雅彦・文藝春秋(本) 託されたものを指示された場所に運ぶ、運び屋という稼業がある…
「タイタニック」(映画) 昔見たのですが、覚えていない部分が結構多いものですね。 最近起きたタイタニック号の潜水艇事故の直後の放送で話題になりましたが、映画の冒頭がまさにタイタニック号を潜水艇で探索する場面だったので驚きました。 日々いろいろ…
「怪物」(映画)映画の予告からは想像がつかない結末に驚きました。一つの出来事でも視点が違うと全然違うものになり、何が真実かなんて簡単にわからないものだと思いました。 「流人道中記 上・下巻」浅田次郎(本)新聞の書評欄にオススメとあったので、…
「TAR ター」(映画) 女性ながら一流オーケストラの指揮者として頂点を極めた主人公。私が想像していた映画とは違ったのですが、人間は権力を手にすると堕落してしまうものかと改めて感じました。 名声を失った主人公がタイの決して恵まれた環境ではない場…
「生きるLIVING」(映画) 真面目に、しかし空虚にお役所仕事をこなしていた公務員が自分の余命を宣告され自分の生き方を考えるというストーリー。 これまで棚上げにしていた面倒な仕事を精力的に行い亡くなる。同僚は彼の行いに胸を打たれ、その生き方をひ…
「ブルージャイアント(BLUE GIANT)」(映画) プロのジャズミュージシャンを目指す少年達(サックス、ピアノ、ドラム)の物語です。 山あり谷あり、とても熱い映画でした。 音楽をやっている人に限らず、どんな芸術家にも刺さるストーリーだと思いました。…
「食堂のおばちゃん」山口恵以子(小説) 嫁と姑2人が切り盛りする食堂を舞台にした話。栄養たっぷりの定食をリーゾナブルな値段で提供。 読むとホッコリ気分になり、元気になる物語です。 「メガバンク銀行員ぐだぐだ日記」目黒冬弥(本) 大変面白いおすす…
「鉄のバイエルー鉄道発車メロディ楽譜集 JR東日本編」松澤健(本) ポップスや民謡などの場合は、楽譜の存在価値はオマケ程度かも知れませんが、それでもパッと見たときに「この曲は3拍子だな」「このパターンは前にもやったな」などと視覚的に捉えられると…
「ライオンのおやつ」(小説) 若くして余命宣告された主人公が瀬戸内海の島にあるホスピスで過ごし、人生の中で大切なものに出会う物語です。 何気ない日常の1コマ1コマがとても感慨深いものだと感じさせてくれる小説です。 主人公が朝食のお粥を身体中で…
「ハリーポッターと呪いの子」(舞台) 前から10列目だったので、迫力がすごかったです。俳優さんたちは大きな声にもかかわらず、早口にはっきりとセリフを言うので圧倒されました。
「貧しい人々」ドストエフスキー(本) ドストエフスキーの20代の処女作。晩年は早書きで有名だったドストエフスキーですが、この作品は推敲を重ねています。10代の少女と40代の中年のおじさんの書簡という形式です。2人ともさまざまなことがあって、今は貧…
「リリー・マルレーン」ミルバ(CD) 実家に忘れてきてしまったが、昔、リリー・マルレーンの入ったミルバのを持っていた。 大学生の頃に聞いていたが、バンドの音が静まった後の独唱部分、静寂の中に響く感じが圧巻だった。 第二次世界大戦中に、故郷を思う…
「大和田慧」(日本のシンガーソングライター) デビューから数年経った頃に久しぶりのライブに出かけた際、涙が出る経験をしました。(精神的に辛い事があったというわけでもなく)表現力が格段に磨かれ、歌い手のその表現力とは何だろう?と疑問を持つきっ…
「きたきた捕物帖」宮部みゆき(本) 日頃、フィクションものはあまり読まない。途中から、肩透かしをくわされた気分になることが多いからだ。けれど、これは一気に読んでしまった。主人公の北一は、冴えない男だ。気が弱い、嘘がつけない、こちらがしっかり…
「気分上々↑↑」EIKO starring 96猫(曲) パリピ孔明というアニメのEDで使われている曲。原曲も知っていて良いと思うが、個人的にはこっちの方が好きだなと感じた。聴いてる人が気持ち良くなる響きが所々で聞けるのと歌ってる人の楽しさやテンション感が声に…
NHK ドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」(中村勘九郎・上白石萌音 )(TV) 特に上白石萌音の劇中の唄がとても良い!若村麻由美の師匠役も板についている。こういう踊りのお師匠さんいそう(笑) 勘九郎も私のイメージを逸脱しており、この役は特…
「Die Schatten werden länger」jubiläumscast wien 2012 elisabeth(曲) エリザベートというミュージカル作品の曲。 ミュージカルには全く無知だったが、先輩からお薦めされて聴いてみた。ドイツ語は正直わからなかったが、呼吸の深さや迫力、繊細な表現、…
「Phantom Of The Opera Original London Cast」(音楽) 先輩がカラオケで歌っているのをきっかけに、聴いた。気持ちよい声だなと、無理してる感じもなくよく響く、深い所から声が出ている感じがした。発生のヒントがたくさん詰まっているなと思った。 「天…
「My Funny Valentine 」カーメン・マクレエ(CD) 10年くらい前に聴いて、ジャズヴォーカルに憧れた記憶がある。久しぶりに聴くと、あれ?、こんなに声を張ってないんだ、と思った。stayのロングトーンは、小さく細くまっすぐに伸びていて、訴える力が強い…
「わいたこら。」新庄剛志(本) 実はこの書籍、まだ購入したばかりでまえがきしか読んでいないのですが・・・。 今年の目標の一つに、これから自分が社会復帰するためのヒントとして、「逆境から立ち上がった人」の伝記又は自叙伝を読むことを設定しました…