「リリー・マルレーン」ミルバ(CD)
実家に忘れてきてしまったが、昔、リリー・マルレーンの入ったミルバのを持っていた。
大学生の頃に聞いていたが、バンドの音が静まった後の独唱部分、静寂の中に響く感じが圧巻だった。
第二次世界大戦中に、故郷を思う兵士たちが、ラジオから流れるこの歌を聞いて涙したという。
他の歌い手もたくさん歌っているので、聞き比べてみたい。
「常識として知っておきたい裏社会」懲役太郎、草下シンヤ」(本)
ヤクザや薬物などの裏社会のことは、ほとんど知らない。だからこそ、タイトルに惹かれた。詐欺電話や闇バイト、わけありアカウントなど、表社会と裏社会の境界線が消失しつつある今、身を守るためにはある程度、知識を身に付けなくては、と思う。裏社会取材歴20年以上の草下シンヤさんと、元ヤクザの懲役太郎さんの対談形式。ヤクザ、半グレと外国人マフィア、闇バイト、薬物、警察と刑務所、ヤクザと子どもの全六章。いずれも興味深く、楽しく読めた。今後、裏社会にグレーゾーンがどんどん増えていくかもしれないけれど、生き抜いていかなくちゃ。
「King and Prince コンサート」(大阪城ホール)
ダンスがとてもかっこよかったし、演出、舞台、衣装どれにしても楽しませてくれた。
「筑波山」(山)
久しぶりに、登山に出掛けた。日本百名山の中では最も低い877mの山。
比較的楽なイメージがあり、険しいルートを選択した。アップダウンが激しく、テンポよくいくとすぐに汗と疲労で足が上がらなくなった。顔を上げてもごつい岩と泥。呼吸を整えほかの登山客に影響されることなく自分のペースで行けるかだった。自分はカメと心の中で唱えながら、二つの山頂分岐に到達。そこから一つ目を終え、二つ目の山頂に到達しようとしたとき、ブヨに刺された。痛みと怒りを感じた後、喜びとのギャップでテンションが格段に落ちた。その後も3回刺された。熱いからとフックを開けたところから服の中に入っていたらしい。
山はよりダイレクトに物事を教えてくれる。今回、環境に順応するのはとても大切であるが、そこから生まれるわずかな慢心が生み出す恐ろしさを実感した。振り返ると事前に山の情報を良く調べておけばどうだったろうか。
備えあれば患いなし。一つ成長できた。
「ポケモンカード」(ゲーム)
コンビニでポケモンカードが購入制限されていて調べると、大人気らしい。様々な店舗での買い占めやフリマアプリでの高価な取引が行われているらしい。
トレーディングカードゲーム系全般で、遊ぶことから、いかに高価なカードを手に入れられるのかという指向が強くなっている気がする。YouTuberや投資家の参入等が大きく影響しているらしい。自分の幼少期には友達と遊ぶツールとして、純粋に楽しんでいた記憶がある。今は、スマホやインターネットのような手軽なものがあるからカードで盛り上がるようなことはないのかもしれない。少し悲しくなったのと同時に年月の変化を感じる年齢になったことを感じた。