おすすめアーティスト・作品 No.386

タイタニック」(映画)

昔見たのですが、覚えていない部分が結構多いものですね。

最近起きたタイタニック号の潜水艇事故の直後の放送で話題になりましたが、映画の冒頭がまさにタイタニック号を潜水艇で探索する場面だったので驚きました。

日々いろいろな事故のニュースがありますが、小さな綻びや警告気づかなかったり、気づかないふりをしている、面倒なことにフタをしていることから大きな事故、災害が起こるものだと、改めて感じました。

 

「首(KUBI)」北野武(映画)

前作まで「登場人物全員悪人」をキャッチコピーとしたバイオレンス映画「アウトレイジ」シリーズに続き、今度は北野武監督が時代劇バイオレンス(?)に挑みます。

原作は北野監督が4年前に出版した初の時代小説「首」。

舞台は戦国時代末期、織田信長が非業の死を遂げた本能寺の変をテーマにしており、横暴な天下人信長とその家臣たち、同盟者徳川家康などを巻き込んで繰り広げられる抗争が鮮やかな映像で凄まじく描かれてゆきます。

自分はYouTubeで予告編の動画を観ましたが、日本史の通説では比較的善人と思われている人物までも一筋縄では行かない曲者に描かれており、「戦国武将なんてヤクザと同じ」という前提のもとに綺麗事一切なしのドロドロした人間の欲望がむき出しにされます。

特にビートたけしさん(=北野武監督本人)が演じる羽柴秀吉の悪賢さは恐怖を通り越して爆笑するしかないくらいの印象を持ちました。

公開は11月23日(なぜか勤労感謝の日!)、楽しみです。

 

コクリコ坂から」(映画)

 

1963年頃の横浜の港の見える丘付近を題材とした映画。ちょうど私が生まれた頃で横浜出身の私には風景が非常に懐かしかったです。

食事の支度や掃除など日常の事をきちんとする様子には心が洗われる感じがしました。