No.365

「ウエディング・ベル 」シュガー

アニメソングばかり聴いていましたが、もっと音楽の世界を広げたいと思い、洋楽や昭和のヒット曲等少しずつ聴き始めました。

最初は良さが全く分からず、むしろ苦手でしたが少しずつ良さが分かる物も出てきました。

その中でおもしろいなと思った曲

好きだった人の結婚式に招かれた女の子の気持ちの曲ですが、軽やかな音楽に可愛らしく綺麗な声で物騒な歌詞を歌っているのが面白くてかっこいいと思った。

 

 

「林先生の初耳学ぶ」(テレビ番組)

今回は市村正親さんが出ていた。

刺さったキーワード

ゴッホの役をやるために数か月絵を描く

感情は出てくるもの

演技は生きるもの

役を掘り下げていけば感情は出てくる

喜びより我慢することが財産

抑制される 結婚して子供ができてそれによりまた芝居が変化する

72歳になっても努力をし続ける

狂気を感じる

熱演といわれる役者の芸のなさ

リハーサルは本番のように

本番はリハーサルのように

記憶に残しつつ解釈していこうと思う。

 

 

「詩吟名吟鑑賞」
「舩川利夫著 吟詠の発声法と発音」(日本吟劍詩舞道連盟推奨)

大変丁寧に詳しく書かれている。

 

 

「山怪」田中康弘

山を仕事場とする人や山に住む人が遭遇した奇妙な出来事をまとめた本。
住んでいる地域により奇妙な現象を呼称を使っていることがおもしろいと思った。キツネや幽霊、蛇等様々ないわれがあり興味深かった。やはりノンフィクションの話かつその地域での話というのは濃度が濃く引き込まれた。画になるなと思った。シリーズが後2冊あるのでそれも今後読んでいこうと思う。

また、作中に出てくる実材の人の話し方も非常にリアルに描写されており面白いので(そのまま書き入れているかは不明)、そこでイメージできる人物も引き出しにいれていこうと思う。

 

 

日産自動車における品質ばらつき抑制手法 QVCプロセス」 大島恵・奈良敢也・共著 日科技連

品質改善の企業戦略についての書籍です。

2005年に日産自動車が本格的に品質改善活動を開始したところ、それまで個々の品質問題の改善活動は短期決戦的あるいは対処療法的であり、その時の経験が単なる過去のもの(いわゆる「過去トラ」)で終わったまま活用されていないことが解り、過去の問題解決手法を今後の「再発防止策」に繋げられるような仕組みづくりや基本的な活動手順構築を始めたといいます。

さらに、既発の品質問題の再発防止を発展させて「想定できる『未発』の品質問題の未然防止」にまで活動を拡大させてゆきました。

特に既発の品質問題は重篤性の大きい順に「慢性化不具合」、「重大不具合」、「品質ばらつき」に分けられ、それぞれの再発防止手順も決められました。

その中の「品質ばらつき」を、市場で「慢性化不具合」や「重大不具合」に発展させる前に、開発段階で解決するために考案、採用された手法を「QVCプロセス」と言います。

本書を読み始めた先月下旬から、図らずも我が家では家庭内における「重大不具合」が頻発しました。

水道管老朽化による漏水、スマホ充電器の故障、インターネットの接続不具合。

さっそく本書に記載の「重大不具合の再発防止プロセス」を応用し、不具合の影響、不具合の原因、講じた対策、得られた結果、学んだこと、今後「やらねばならないこと」と「やってははならないこと」などが整理できました。
特に、問題の前兆らしき不審な現象が見られたら先送りせずに早めに手を打つことの重要性を、身に染みて痛感しました。

本書は勿論企業の品質管理や経営品質を考える上で役立ちますが、家庭生活も「家庭経営」という経営の一つと考えた場合、本書が役立つことに気付きました。

企業も家庭も毎日が様々な課題、問題との闘いです。

本書は実際に現場で活躍された技術者の方々が執筆されただけあって、実践的な闘い方を解り易く示唆してくれる一冊です。

 

 

僕のヒーローアカデミア堀越耕平

週刊少年ジャンプの人気漫画。最近世の中が、何が正しくて何がいけないのか当たり前にあった基準がなくなり変化しつつあるように思う。この漫画を通して今の世の中を見ているなと感じることが多々ある。現実ではありえない世界ではあるがなぜだか似ていて他人事のように思えないのである。シンプルに面白いし思考された良い作品だと思うので今後も読んで多くの気づきを楽しみながら得たいと思う。

 

 

「海と毒薬」「沈黙」遠藤周作

遠藤周作は、私の「好きな」作家の一人です。「」がつくのは、この作家の作品は、読んでいてどんどんつらくなっていくのです。ストーリーが暗いから、つらくなるという単純な話ではありません。作中人物や事件やシチュエーションに引きずり込まれるというより、読んでいる自分の内面の弱さをえぐられて目の前に突き付けられるようで、つらくなるのです。「極限状態における人間の弱さ」を書く作家なのだと思います。同じ目にあえば自分なんかもっと弱いだろう、読みたくない、普通の感性の人ならそれは「嫌い」ということになるのだと思います。読みたくないはずなのに、たまにどうしても読み返したくなり、この作家の別の作品を読みたいと思ってしまうのです。

 

「海と毒薬」高校時代に学校の課題で読まされました。若いときに触れておいてよかったと思います。第二次大戦下の日本軍による外国人捕虜に対する人体実験の話で、一医師がさまざまな要因の中で、残虐な犯罪に手を貸さざるをえなくなるのです。

 

「沈黙」島原の乱のあと、キリシタン弾圧が苛酷になっていき、日本に密入国したポルトガル人司祭が、とらえられ、拷問にかけられ、信仰を捨てるまでの話です。日本人キリシタンも捕らえられ、残忍に処刑されます。海の中に生きたままはりつけにされたり、巻かれて海に沈められたりもします。ポルトガル人司祭に「キリスト教を捨てないとお前らの信者の日本人を殺すぞ」と脅すわけです。人が人にこれほど残虐になれるのでしょうか。

ぜひ読んでみてください。

 

 

「ペニーレイン」

地元に帰るとよるパン屋。大体どのパンを食べても美味しい。外れのない総合クオリティの高いお店。リンゴスターは食感味と様々な刺激をくれるので毎回買ってしまう。栃木茨城に行く際は行ってみてほしいパン屋です。