No.360

TV

 

島田秀平の怪談巡り」島田秀平YouTube

この時期はやはり怖い話を聞きたくなるのが常で、色々と聞いてみました。

相手に想像させることと、話をきれいにまとめるのが上手なのが大事にされているのかなと感じました。これもまた芝居や朗読と通ずるところがあるなと。シウマさんという方とのコラボは聞いたことのないような話で、別の次元に生きてる人の話のように感じ面白かったです。

 

「千鳥の対決旅」千鳥、かまいたち、ロバート等の世代とEXITマヂカルラブリー等の世代

久しぶりに見てしまったテレビ番組。ロバートの秋山がいたのでつい目が離せなくなってしまった。芸人はみんな常に思考して、その会話の際に的をた本質をついた良い言葉を選ぶ等心理戦のような空気を感じた。また、皆一様に目が特徴的だった。ベースには確固たる決意というか強い信念があってその上に状況に応じた様々な要素を載せているのかなと。

どんなにことにせよやはり自分自身と向き合って基盤を作った人は強く、魅力的にみえると思った。

 

「林先生の初耳学」

今回、林先生と対談で山田孝之さんが出ていました。

考えずに感覚でやる天才というイメージであったが、全く違っていた。台詞の意味、キャラの見た目の意味、そう言ったことの原因を考えて、役作りをしていることがわかった。

演じるという意味では、キャラを深く理解するほどリアリティを帯びておもしろさやナチュラルさに繋がるのかなと考えさせられた。

 

BOOK

 

「声優白書」松田咲實

歴史は同じことの繰り返しというが、やはり何年経っても求められているものは変わらないのだなと感じた。

人間性、表現力、世の中の需要、タレント力、強い意思 読んでいてこの5つが自分の中で特に重要なのではないかと感じた。

 

「ライオンのおやつ」小川糸                     

2020年度本屋大賞第二位の小説。読み始めて一気に世界へ引き込まれた。レモン島にある、海の見えるホスピス「ライオンの家」で、人生の最期を迎えようとやって来た33歳の女性が、島に来てから本来の自分自身を取り戻していく。本当はどうしたいの?という問いかけは、今の私にも強く響く。付き合いで笑ったり、相手をほめてみたり、いわゆる人間関係を円滑にする術は、生きていく上で大事だけれど、それを「なんだかなぁ」と感じている自分が確かにいる。歳を取っていくごとに、そういう、お付きあい仕草から少しずつ、遠ざかって、偏屈な人になりたいなと、ぼんやり思った。

 

「たゆたえども沈まず」原田マハ

フィクションとはいえ、ゴッホの生涯について書かれた小説。歴史的な事実を所々に入れているため歴史を理解するうえでもわかりやすかった。絵画の展覧会に行く機会もあるので、今後の参考にしたいと思う。

 

ゴリオ爺さんバルザック

 

学生時代から著者と本のタイトルは知っていましたが、読むのは初めてです。タイトルがインパクトありますよね。ゴリオはただの主人公の爺さんの名前で、特に意味はありません。

舞台はパリの激安下宿、ヴォケール館。いろんな人が暮らします。貧乏学生ながら、社交界デビューを目指し出世を視野に入れる学生ウジェーヌ。大貴族の娘ながら非嫡出で認知されないため不遇なヴィクトリーヌ。大悪党で脱獄囚のヴォートラン。そして主人公のゴリオ爺さん。個々の住人はみんなそれぞれの理由があって安下宿で暮らします。実家も貧乏なウジェーヌ、親は金持ちだが本人は貧乏なヴィクトリーヌ。身分をひそめるためにあえてそこにいるヴォートラン。ゴリオは、もともと製麺業で成功した大金持ちなのですが、娘2人を貴族と銀行家に嫁がせ、娘の散財のしりぬぐいをするために貧乏になってしまいました。娘に対する溺愛ぶりは目に余りますが、娘は2人とも相手にしてくれません。たまに娘が散歩するのを盗み見に行くのが唯一の幸福であるゴリオ。ちょっとかわいそう。ウジェーヌは金持ちになりたいがために、財産が転がり込みそうなヴィクトリーヌ(実はヴォートランによるヴィクトリーヌの実家の暗殺計画)と婚姻するか、ゴリオの娘の愛人になるかで二股です。かなり情けない。

意外と物語として面白く、いろいろ考えさせられる話です。

 

<その他>

 

「イエンセン

代々木八幡駅近くにあるパン屋。

デンマーク[E:#x1F1E9][E:#x1F1F0]のパンを食べられるお店。

比較的菓子パン甘いパンが多い印象です。

シナモンロールが好きなのでおすすめです。