「七つの子」053

いわゆる童謡と呼ばれる歌なのでしょうが基本的にこの時代の音楽は歌い方や歌い手の技量で童謡にも芸銃的な歌にも子守唄にも変化する面をもっています。この曲もそのような歌だと感じます。
この歌の特徴の一つは伸ばす音が多いことです。これらの音がしっかりといい響きと息の流れにともなって歌うことができればとてもよいメソードの課題になると思いますし大人の同様に変化すると思います。しかし音を保つ、息が流れない方にとってはかなり大変な曲になると思います。
レーニング方法としては自分の一番楽な母音だけでメロディを歌ってみることをお勧めいたします。その後全ての母音(アイウエオ)で歌ってみるとよいでしょう。全ての母音で楽になってくるとかなり声のレベルが上がったことを意味します。この曲は歌い手の技量がばれる曲といってもいいかもしれません。([E:#x266D]Σ)

曲調は非常に穏やかで、歌いやすい曲だと思いますので、たっぷり朗々と歌うように心がけましょう。「なぜなくの」のフレーズで譜面の恩恵にごまかされてデコボコしないように丁寧に歌うことを心がけましょう。([E:#x266D]Я)