「幸せなら手をたたこう」 038

この曲を聞くとどこか懐かしく子供のころを思いだしてしまいます。
でも言ってしまえばオペラ歌手のような声をだしたりといった極端なことを考えなければ誰でも気軽に歌えるから色んな場所で使われているのだと思います。
今回初めて楽譜としてみましたがこうやって見てみるととても軽快でリズミックな歌だなと思いました。全てがこれだけ跳ねている曲も案外珍しいんじゃないでしょうか。基本的に全部滑らかに歌って音を流すようアドバイスすることが多いのですがこの曲に関しては楽しく、レガートとは逆にリズムを際立たせて歌っていいと思います。
このリズムが重たくなると逆に野暮ったくなるので軽快に歌っていくことをおすすめいたします。(♭Σ)

この曲は、幼稚園や小学校などでも良く取り上げられるので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。また、手拍子を入れているところもあり、リズムの勉強やリトミックとして取り上げるのにも適していると思います。楽譜を読むのが苦手な人や、リズム感を苦手とする人は、この曲を使って、手遊び、歌遊びのようなつもりで気楽に楽しみながら扱うといいでしょう。
楽譜を見ると、付点のリズムと、四分音符のリズムの2種類で構成されています。それぞれのリズムを明確に出せるようにしましょう。気をつけたいのが、曲の途中で指示も無いのにテンポが速くなったり遅くなったりという現象です。慣れないうちは、特に、歌部分と手拍子部分で何かしらテンポが変わりやすくなると思います(早くなって転びそうになるか、遅くなって乗り遅れそうになるかなど)。リズムが苦手な人は、メトロノームなどを使い、正確なテンポで演奏ができるように心がけましょう。それに慣れたら、付点のリズムで跳ねすぎずに朗々と歌うようにしていきましょう。最初は焦らずにリズムに乗れることを心がけ、徐々に曲に慣れていきましょう。(♭Я)