「贈る言葉」 024

・トレーニングに適した課題曲だと思います。理由は曲の変化にもとんでいますし声を伸ばして維持する箇所とリズムが複雑になって喋る要素が強い箇所がありサビもハッキリとしていて勉強になる曲だと思います。
ロングトーン、例えばP61、4段目の2小節~3小節にかけての伸ばしなどで声がゆれすぎずツッパリすぎない適度な声でうたうことが出来ると歌い手も聞き手も楽だと思います。
ロングトーンのトレーニングとしてはどれだけ身体で声を支えられるかということが一番のポイントだと思います。まず身体ありきで声をださないとこの曲では対応できてももっと高い音域でのロングトーンは出来ません。しっかりと身体で支えることを勉強しましょう。
・この曲の歌詞の内容的にも叫んで強い声は合わないと思います。強い声でもいいので耳にうるさくない豊かな声で歌えるようにトレーニングしましょう。(♭Σ)

前半、フレーズの最初の二音が少し離れています。音程に気をつけて歌いましょう。「くれなずむまちの」アーフタクトとシンコペーションのリズムを充分に生かして歌いましょう。
「おくることば」も音が跳躍しています。音程に充分に気をつけなかがら、曲の題名の歌詞です。丁寧に思いを込めて歌いましょう。
「かなしみ」から「さびしすぎる」の箇所は大切な人に語りかけている歌詞です。細かい音符で構成されていますが、細切れにならぬよう、語りかけるように歌いましょう。
「さよならだけでは」~少し長めの音符で流れるようなメロディーで構成されています。
フレーズ感を生かし大らかに歌いましょう。最後の「おくることば」は1度目よりも更にしっかりと歌い、締めくくります。(♯μ)