Shakira

コロンビア生まれのShakiraというソロシンガーは、8歳のころから作詞作曲を始めるが、学校の合唱団に入団するも、「声が強すぎる」という理由でされるという、周りから並はずれて才能があった事が分ります。しかしその当時は声が山羊のようだと周りから言われますが、歌う場所を模索しつづけ、目にとまる存在となったが、天才の持ち主でも、売れるまではすんありいったわけではありませんでした。天才と自覚をしていても努力を惜しまないその姿勢は本当の天才を生むのだと教えられます。
しかし、南米、アメリカ、ヨーロッパでは絶大な人気をえるポップシンガーのShakiraですが、日本で人気の兆しを目の当たりに感じたことがないのがとても残念です。やはり山羊声だからでしょうか。
たしかに日本やアメリカにはまったくいないタイプの歌手だと思います。
まずおおきな特徴として、もともとの声質に大きな特徴があります。低めで太い、そしてすこし曇りがかったような。しかしみんなを魅了させる彼女の魅力ある歌は、一曲の中で、ありとあらゆる声質を使いわけて歌いあげます。
Whenever whereverという曲が一番代表的に知られていると思いますが、その1曲の中で見事に色々な音色の声で歌っていますが、それがとても自然に聞こえるのも彼女の実力なのだと思います。
おそらくもともとの持ち合わせている声質の低めの太い声がベースとなり、そこから、ウィスパーヴォイスの可弱くとても女性らしい声を急に混ぜ込んだり、そうかと思えば、ヨーデルを思わせるような歌い声、それから、ものすごいロートーンな声で太く見せたり。まるで小さい子供の気まぐれの自然な形です。その気まぐれという言葉ピタリとはまる素晴らしい歌い手です。
おもに母国語のスペイン語で歌う事がほとんどですが、英語の曲もたくさんあるので、是非両方聞いて頂きたいと思っています。