当時、フランキーゴーストゥハリウッドやデュランデュランなどのイギリスの暗い鬱な感じのサウンドが好きでした。音もメロディも独特なものがあり、若い人間のもつ悩みや葛藤とマッチしていたのだと思います。
そんなときに聞いたのが、映画「バックトゥーザフューチャー」の主題歌を歌っていたヒューイルイスアンドザニュースでした。彼らは、これぞアメリカンロックという明るくパワフルな、そしてメッセージ性というよりも、演奏を楽しんでいる俺たちを見てくれという雰囲気で演奏していて、単純に心躍った記憶があります。とにかく明るい、そしてもちろんボーカルのヒューイルイスの声も明るく、でも明るいだけではなく、パワーのある、深い声でした。
また「ウィアーザワールド」にも参加していたので、プロモーションビデオの中で歌っている姿を見ることができます。パワーある、伸びのある声。とても魅力的です。
そして数年前から、活動を再開したようです。年季の入った、パワフルなおじさんロックを聞いてみたいものです。
