2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「世界に一つだけの花」 020

これをレッスンで扱うこともあるのですが私の個人的な見解でいくと楽しく歌う分にはメロディも綺麗ですし歌詞もわかりやすくリズムも軽快でいいと思うのですが、レッスンやトレーニングにはあまり向いていない曲だと思います。まず一番大きな理由としてはこ…

「少年時代」 019

理屈抜きに美しい旋律と歌詞で名曲だと思います。 特に歌詞が美しいのでこの言葉を丁寧にきつくなく歌えることが重要だと思います。最近のJポップはリズムを強調しすぎていてテレビの字幕が出ないと何を言っているのかわかりません。是非、メロディが壊れな…

「川の流れのように」 018

日本人の女性ではこの低い音域を持っている人自体が少ないと思います。現在の日本人の声は薄っぺらいというか単純に弱い人が多いです。中低音がしっかりと鳴らない人がとても多いです。この音域をそのまま歌う必要はないと思いますし、難しいですがトレーニ…

「学生時代」 017

旋律は単純なCマイナーの曲なので音も難しくありませんしテンポ的にもリズム的にも難しい箇所がないのでレッスン向けの曲です。作詞、作曲が同じ人のようなのでメロディ、リズムに言葉が合っていて無理している感じが少ないので歌いやすいと思います。割とフ…

「涙そうそう」 016

普段の会話時とは異なる抑揚やリズムが意図的に使われれている曲です。「古いアルバ(タァーン・タタン、タァーン・タタン)、ムめくり(タァーン・タンタター)、」太字の箇所が高めになっていますが、メロディーはデコボコしないよう滑らかに歌いましょう…

「四季の歌」 015

1.単純なメロディですがどことなくたっぷり歌って自分に酔ってしまいがちな旋律です。この歌をねちっこく歌ってしまってはただの自己陶酔ソングになってしまうので割りとさらっと歌ったほうがよいと思います。2.この楽譜だけでみると伴奏も単純なので歌が余…

「さとうきび畑」 014

比較的音域の幅がせまく高すぎないので声を磨くのに、初期段階で取り組むのによい曲だという印象です。♭シの音がとても多く連続して出てくることがおおいですがとても大変という音ではないので(どの声部からしても)毎日歌えるエチュード的な曲としてもよい…

「見上げてごらん夜の星を」 013

シンプルな曲なので力任せに歌っても変ですし、弱々しくても変なので難しいと思います。またこの楽譜のみで考えてみると伴奏もとてもシンプルです。歌を邪魔しないようにうまく書かれています。歌い手の力量が試される一曲です。比較的ゆっくりなテンポ設定…

「千の風になって」 012

まず「泣かないでください」の「で」の音がとても難しいです。言葉的にも大きくなる言葉ではないのにそこが強調されるようなメロディで書いてあります。ここは丁寧にジラーレの勉強をして声を張らなくても高い音が目立たないように歌う技術が必要とされます…

「上を向いて歩こう」 011

この歌を課題で与えるとほとんどの方が全ての音符がスタッカートであるかのようにリズミックに跳ねて歌うことが多いのです。跳ねて歌ってしまうと歌っている本人は楽しいかもしれませんが聞いているほうにはどこか幼稚で子供の遠足のような雰囲気になってし…