<CD・DVD・TV・MOVIE>
「初恋」宇多田ヒカル
「初恋は母親」とご本人がインタビューで語っておられたのが印象的でした。歌ってみると息継ぎが難しく、音域も広いと感じるのでかなり大変です。
「狂熱のライブ」レッドツェッペリン
1973年のレッドツェッペリンが全盛期のライブを収めたCDです。
メンバー全員が何かに取り憑かれたかのような
信じられないパフォーマンスの高さで全てを熱狂、いや狂熱に導いています。
ロバートプラントの声も調子が良いので
伸びゆく高音は聞き惚れてしまいます。
「We Are the Champions A-cappella」Queen
フレディーマーキュリーのアカペラ、声の使い方を学ぶのにとても参考になります。
世間でも絶賛されていますので、あえて大きく書く必要はないかもしれませんが音楽英語の中では最もうまく現代のテクノロジーと組み合わせて臨場感や感動を与えられた作品かと思います。
IMAXで観ると、本当に映画の世界の中に入った感覚になります。
こういった類の映画が増えることで音楽の力に気づいてくれる人が増えれば良いなと感じます。
Queenの音楽の魅力を再認識する。多様性、作りたい音楽を作る独創性、フレディ・マーキュリーのパフォーマーとしての光と陰、このバンドだから生まれたのであろう名曲の数々。映画を観終わってから、ライブエイド1985年のステージを改めて何回も見ている。
知人に薦められて、今更ながら鑑賞。「薔薇の蕾」の謎に引っ張られた。本編と関係ないところで、ケーンの二番目の妻が、自分のために建てられたOpera座で歌いたくない歌を歌って、聴衆を白けさせるシーンが、身につまされた。感動はお金では買えない。
早く映画が見たい。原作にはないストーリーが楽しみ。
「くるみ割り人形と秘密の王国」ラッセ・ハルストレム
母と一緒にキラキラメルヘンワールドに浸かってきます。とにかく映像や音楽が綺麗みたいです。
「月刊少女野崎くん」
この笑い、大好きです!疲れたとき、笑いたいときに、つい観てしまいます。
身長190センチ、デリカシーに欠ける男子高校生にして少女漫画家(夢野咲子)の主人公野崎くん(CV中村悠一)が、張りのあるいい声で大真面目にボケまくります。
どの回も面白いですが、特に4・6・8話は抱腹絶倒!
KYの瀬尾結月(CV沢城みゆき)のキャラが炸裂する6話、8話では演劇部の堀ちゃん先輩(CV小野友樹)がいい声でボケキャラに翻弄される姿に大笑い。
Netflixでも配信されていました。
「ブラック・スワン」
過干渉な母親を乗り越える娘の話という視点で見ていました。親を乗り越えて自分なりの生き方を見つけるというのは、人生の中でもかなり大きな試練なのだろうと思います。本公演の黒鳥のシーンは圧巻でした。練習のし過ぎで爪が割れたり、体に生えてきた羽を引っ張り出したり、見ているだけでも痛いシーンが多かったのはなかなか辛かったです。
<BOOK>
「ゆるい生活」群ようこ
『生きてるだけで丸儲け』世代を実感。ゆるゆる暮らす修行中。人によって、水分を過剰に摂取してはいけないらしい。自分はどちらだろうか。
「The Cat that Lived a Million Times/话了100万次的猫」佐野洋子原作
今回は朗読会のために読み返しているが、別の言語で読むとまた違う味わいがある。
「半神」萩尾望都
表題作。本当に短い話なのですが、強く印象に残ります。読後じわじわとなんとも言えない気持ち―孤独感、喪失感、虚無感、悲しみや不安がひろがっていく。先日の公演では主宰者の意向で乱歩作品(のみ)の中から各自任意で選びました。自分が「双生児」を選んだ背景には、いくつかの英米の小説の影響もありましたが、一番はこの作品だったように思います。
とても美しい、不思議な世界観で、萩尾さんの代表作ではないでしょうけれでも、個人的にはこの作家の中で一番好きな作品の一つです。
「トマトさん」田中清代
すごいインパクトで、書店で平積みになっていたのを目にして、つい買ってしまいました
朗読の先生にもお見せしたことがあり、絵のインパクトに大爆笑。特にトマトさんがごろごろ転がるシーンは圧巻です。私は読み聞かせはやらないのですが、もしされる方なら特におすすめです。トマトさん以外の登場キャラクター、トカゲさんなどは可愛いです。ほんとうは夏に読みたい絵本で、ちょっと季節外れですが。
<OTHER>
「トライトーン ア・カペラ ライヴ 」
ボイスパーカッション、ベース、コーラスによるアカペラのライヴ。
5人のコーラスだけで、一瞬にしてリズムとハーモニーの躍動した世界を作り上げる。日本で一番マンハッタン・トランスファーに近いのでは、と思われるパフォーマンス。
「劇団四季 アラジン」
2回目ですが、魔神ジーニー役の俳優さんが好きで楽しみです。
「歓喜の歌」( ベートーベン第九より)
いつか、合唱に参加したいです。
「クルミドコーヒー」(カフェ)
西国分寺にあるメルヘンなカフェです。先月久々に訪れ、季節のクルミドケーキクリーム(リンゴ)を頂いてきました。店内は少し変わった作りになっていますが、意外と広く、土日でも午前中早めの時間なら比較的空いていてゆっくりできます。テーブルにクルミ割り器とクルミが置いてあって、コーヒーのお供に好きにクルミを割って食べられます。私はまだ参加したことがないのですが、色々イベントもやっているみたいです。
「旗本退屈男」主演 市川右太右衛門さん (時代劇俳優)
殺陣の先生から伺った話です。
市川右太右衛門さんは今は亡き時代劇映画のスター俳優の一人で、北大路欣也さんのお父上に当たる方ですが、この方の十八番といえば「旗本退屈男」の主人公で、旗本にして剣豪でもある早乙女主水介(さおとめもんどのすけ)が特に有名でした。
クライマックスの大立回りで多くの敵を相手に振るう主水介の剣の必殺技は「諸羽流晴眼崩し」。左半身に取った体勢から柄を腰まで下げて刀を正面に真っ直ぐ立てた構えになります。
何やら他流にはないような独特の必殺剣のように見えますが、これには「カメラに映像をキッチリ納める」ための俳優とスタッフの苦心があったのだそうです。
カメラで正面から撮る場合、晴眼(剣先を前に突き出した中段の構え)では刀が見えにくくて見映えがせず、上段に振りかぶると刀がカメラの視野から上にはみ出して映らなくなってしまい、悩んだ挙げ句に人物と刀がキッチリ画像に納まる構えとして「晴眼崩し」が考案されたとのことです。
時代劇の殺陣では役者同士のタイミングはもちろん、さらに撮影するカメラ又は客席で観ているお客さんの目線も考慮しなくてはならないため、常に現場は苦心の連続だったようです。
仁侠映画で人気を博した他、刑事ドラマ、学園ドラマ、時代劇、CMなどで幅広く活躍されました。
撮影現場で若手の共演女優同士が言い争いを起こしても、江波さんの一睨みで鎮まってしまったという「武勇伝」がある一方、お笑いを好み、お笑い番組にゲスト出演して爆笑するような御茶目な一面も持ち合わせていた、素敵な女優さんでした。
ご冥福をお祈りいたします。