「夜空ノムコウ」 022

この歌はすべてがサビのような感じなのでずっと声を出し続けなければいけないのが難しいところですね。5人で歌うことを前提に書かれている気がするのです。なぜなら「世界に一つだけの花」と同様に同じようなメロディが続いて、休みも少ないというのは一人で歌う時にはちょっと難しいと思うからです。
メロディも綺麗ですし、歌詞もはいってきやすいので、楽しく歌う分にはよいのですが、人前で歌うときには結構難しいと思います。カラオケで自分は気持ちよく歌っているのに周りの人は聞いていないパターンになりやすい曲だと思います。
大変なキーではないのでいかに息を流せるかがポイントだと思います。また、音一つ一つに言葉が入っているので喋りすぎずに流すことで逆に言葉が聞こえて音が歌いやすくなると思います。(♭Σ)

この曲は細かい音符で言葉が振られています。が、それに囚われて一語一語口を動かしすぎてしまうと、却って歌いにくくなってしまうと思います。
この曲を歌いやすくするためには、まず初めに、歌詞をつけて歌わずに、「オ」などの一つの母音で歌う練習を行いましょう。そして、休符を使ってたっぷりブレスを吸うことと、音の高低に囚われず、できるだけ滑らかに発声するように心がけましょう。ブレスが浅いと、歌っていてどんどん苦しくなってきてしまいます。最初はゆっくり、1フレーズずつ(八分休符で区切って)でいいと思うので、ゆっくり深くブレスを吸うこと、滑らかに発声することに重点をおきましょう。最初から本来のテンポで歌ってしまうと、八分休符の間でブレスを吸う感覚に中々馴染めないと思うので、一つひとつ丁寧に行いましょう。
この練習を繰り返し、母音で単一の母音で歌うことに慣れてきたら、その歌っていた感覚を大事に歌詞をつけて、感覚を失わないように、先の練習と同じように最初はゆっくり丁寧に歌う練習をしていきましょう。言葉を一語一語口を動かして歌うのではなく、母音のみで歌っていた時の滑らかさを大事に歌いましょう。最初の「あれから~」等が歯切れよく聞こえてしまわないように、できるだけ全体を滑らかに歌うことを大事にしていきましょう。(♭Я)