No.276

DVDCINEMATV

 

「ミスサイゴン

Lea Salongaの声は美しい。アジア人にしか出せない声。

 

アルゼンチンタンゴ伝説のマエストロたち」

どうしてあちらの方は歳をとっても声がつややかなんでしょうか。音楽に対するパッションがすごい。

 

「ミュージックポートレイト」加山雄三×黒柳徹子

人生の節目に感慨深く感じた歌を10曲選ぶ番組。加山さんは若い時に20億の負債を抱え(親の事業失敗の負債を受け継いだと記憶しているが?)土下座までして頭を蹴られたという。回りの人はいなくなり、友達、海の仲間が残ったそうだ。キャバレーを回り、「君といつまでも」を歌っても喜ばれないので「帰り船」や「兄弟仁義」等演歌を歌った。しかし歌えるということは凄い!さだまさしにしても何億という借金を返していくのだから。そしてNHKの「ビッグショー」に招かれ「海その愛」を歌ってアンコールが鳴り止まないほどの凄い反響で陽の当たる場所に復活出来た。その時に歌で人を力付ける使命に気付いたという。

徹子さんの方はよく共演していた坂本九が飛行機事故で亡くなっのが印象に残り「上を向いて歩こう」を選んでいた。死ぬ前に聞きたいテーマでは二人とも偶然に「My Way」を選んでいた。濃厚な人生だと思う。

 

NHKBSの「マイケル・サンデルの白熱教室」

日中韓の未来の話をしよう』というテーマで各国の大学生が参加していましたが、少々控えめな日本の学生に比べて、中韓の学生の積極的な発言が際立っていたのが印象的でした。

 

 

BOOK

 

「ある日 犬の国から手紙が来て」絵・松井雄功 文・田中マルコ

とっておきの一冊です。

汚れのない世界に触れられます。

 

ビッグイシュー

本当に面白い!!

 

福島先生の著書「読むだけで、声と歌が見違えるほどよくなる本」

「参考にしたいボーカリスト」に挙げられているアーティストをyoutubeで毎晩見ております。

 

 

EVENT・その他>

 

「ラブネバーダイ」

子役の男の子ですが、歌声がすばらしかったです!

 

ふなっしー

自治体非公認キャラクターというのが実にすばらしい。勝手に活動して多くの人に受け入れられるというのがすごく理想的だと思う。

 

 

大友良英アンサンブル」

私も二回ほど参加経験あり。とにかく音の鳴るもの(楽器でなくても中華鍋などでもOK)をもって、指揮に合わせて即興的に音楽を作るというパフォーマンス。音楽経験者と初心者、ジャンルを超えて何か新しいものが作られるかという試み。理屈抜きで楽しかった。また指揮も挑戦したが、通常の指揮とは違って(もっともそれもよくできるわけではないが・・・)約束事が少ない音楽なのでどうしたらよいかとまどった。大勢の前で一人で立って方向付けをするのは大変だと実感した。全国的に活動を展開しているようなので機会があればぜひ参加を。音楽の概念が拡大される貴重な体験だと思う。大友氏は「あまちゃん」の中の「潮騒のメモリー」の作曲家。

 

 

<店>

 

「八王子うかい亭(鉄板焼)」八王子

鉄板焼きのお店だが、シェフは意外と多種多様な経験を積んでいる方が揃っている。コースにより異なるかもしれないが、鉄板を使わない前菜や冷菜にはフレンチの趣向があった。肉を焼いてくれるシェフを指名できるというだけあって、シェフのサービス力やパフォーマンス力にも自信を持っている様子。会話の中でも絶妙なタイミングで、料理についての説明を挟んでくれる。メインの肉料理に辿り着く前に店の質の高さを見せられるので、肉が美味しいのはもはや当然のようにも思えてしまう。デザートは選択できるが軽めでさっぱりした味のものが多く、それも肉料理の後に食べることに対する配慮なのかもしれない。もちろん、客の年齢層が高めということもあるだろう。コース料理というのは、全皿を通して一連の意図に基づいた繋がりが一本あるものなのだと強く感じた。

 

「春秋(和食)」恵比寿

店内はお洒落で、洗練された都心のお店という印象。サービスもスマートでお料理も美味しいだけでなく美しい。使われている食器もガラスで二段重ねになっていたりと、出したテーブルでちょっと話題に上がるだろう一風変わったものを使っている。野菜寿司という括りの中で、燻製したニンジンを握りにしたものがあったが、これがお店で燻したものらしく香りが濃密で美味しい。勧められる料理は決してありきたりではない。味やお皿の表現の中で新鮮な刺激を提供しながら、しかし味には安定感がある。親しみのある和出汁の味がベースにあり、そのうえでの「遊び」を楽しんでいるお店なのだろう。若くとも質の高い創作和食店のように思った。

 

「つな八(天ぷら)」新宿

いわずと知れた老舗チェーン店の総本店。客層は様々で、外国人も多く見受けられる。カウンターから覗く職人さんはほとんどの時間、油に顔を近づけて天ぷらの揚がり具合をじっと見ていた。どの食材ならばだいたい何分くらいという時間的感覚で「そろそろかな」と揚げるのではなく、11つ手元にある食材と直接向き合って、頃合を感じ取ろうとしているように見える。また、揚げる食材によって衣の厚みを調整しているようだった。内装はお洒落なものではないし、サービススタッフもパートのおばちゃんのような印象で、ほとんど訓練されてはいない。それが近所の定食やさんのような居心地の良さを生んでいる。提供される揚げたての天ぷらの味には文句のつけようない。「天ぷら」というジャンルで勝負する古豪の、天ぷら1つに懸ける思いの強さを感じる。