13.「南こうせつ 神田川」

 団塊の世代、定年を前にした大の男がワーワーと泣きます。

 イントロで黙り込み、そして、「あなたは、もう・・・」で詰まり、「若かったあの頃」で涙腺にたまり、「やさしさが恐かった」で涙があふれだしたら、2番はもうボロボロです。

 私が深夜ラジオで聞いたのは、オリビアニュートンジョンなどの曲が流行っていた頃でした。電波の声を通して、コンサート会場にいた人と一緒にやはり、涙がこぼれていたのです。