「流浪の月」凪良ゆう(本)
父と死別し、母に捨てられた10歳の女の子。伯母の家に引き取られ、自分の居場所をなくしていた時に、19歳の大学生に声をかけられ、家について行き、かけがえのない2ヶ月間を過ごす。しかし大学生は誘拐犯として逮捕され、2人は離ればなれになるが15年後に再会する。
この小説のなかで「事実と真実は違う」という言葉が印象的です。
本当の事は当事者しか知らないはずなのに、世間ではねじ曲げられた事が真実として広まっていく。当事者はそれをどうにも出来ずに諦めていくことに衝撃を受けました。そしてそれを助長するネット社会の恐ろしさを痛感しました。
そして、幸せかどうかはその人にしかわからないものだ、と改めて感じました。
「首都防衛」宮地美陽子(本)
地震を中心に日本を襲う可能性がある災害に対してどう備えるべきか、についてデータをもとに書かれています。
特に約320年前、わずか4年の間に関東の大地震、南海トラフ地震、富士山噴火が続けて起きていることに驚きました。
ただ怖がるだけでなく、今できる備えをきちんとやらなければいけないと実感しました。
「円卓」西加奈子(本)
主人公こっこは小3。祖父母、両親、三つ子の姉の8人家族。決して裕福ではないが、愛情にたっぷりに育てられています。そして多様なクラスメートとの交流を通して成長していく様子を描いた物語です。
このクラスメートたちは、元ベトナム難民、在日韓国人、シングルマザーの子、吃音の子、など一般的には「ちょっと普通と違う」と思われる子供が多いが、皆、卑屈になることなく自分の境遇を受け入れ、お互いを認め合いながら日々過ごしています。そういえば、私が小学生の頃はどんな子も皆学校での立ち位置みたいなものがあり、変に周りに同調したり空気を読むことなく、もっと自由に過ごしていたなぁ、と思い出されました。
「リア王」(舞台)
役者さんたちの熱量が素晴らしく、圧倒されました。
400年前の物語ですが、衣装や舞台、小道具が現代風だったのには驚きました。
また、場面転換の方法が斬新でした。
「千と千尋の神隠し」(舞台)
ジブリ映画の舞台版を観ました。アニメの世界が舞台の上でも再現されていて驚きました。主要キャストだけでなく、出演者全員の力の結集が感じられました。また、舞台装置やパペットの動きも素晴らしかったです。
「スポーツ」
侍ジャパンの試合を観に行きました。プロの中でも選ばれた選手、サッと足を上げるだけでも美しかったです。ファインプレーも観ることができ、とても刺激を受けました。また、大学生が活躍し、プロではなくてもこんなに活躍できるのだと驚きました。
また、これはネット配信で観たのですが、F1で、ドライバーの体調不良で、急遽F2の選手が出たのですが、その選手が結果を出したことが、凄く刺激になりました。この2つの事例から、準備できていることの大切さを改めて強く思いました。今の時点で活躍できていなくても、ステージに立てる準備ができていることが必要、それを目指そうと思いました。